電子技術の発達はコンピュータの技術の発展につながり、コンピュータを利用する通信システムが出現しました。

 さらに、アナログからデジタル、マルチメディアへと全体の姿を大きく変え、家庭電化製品・自動車・スマートフォンなどにもコンピュータが組み込まれています。私たちの日常生活は、コンピュータを活用した技術で支えられています。

 情報技術科では、コンピュータに関わる「電子・通信・制御・情報」の技術の発展に、主体的に対応できる技術を学びます。


学 習 内 容 

◎座 学

教室で教科書をもとに展開する授業で、基本的に共通科目と同様にすすめられます。

工業情報数理 情報技術に関する基礎的な知識と技術を学習します。
電 気 回 路 電気に関する基礎的な知識と技術を学習します。
電 子 回 路 電子素子の特性や機能、各種電子回路の構成と動作原理を学習します。
プログラミング技術 プログラミングに関する基礎的な知識とアルゴリズムを学習し、プログラムを作成します。
ハードウエア技術 ハードウェアに関する基礎的知識と技術、コンピュータネットワークの基礎について学習します。
電子計測制御 電子計測、シーケンス制御・フィードバック制御について学習します。
通 信 技 術 有線通信、無線通信、画像通信、マルチメディア通信に関する基礎的な知識と技術を学習します。
ソフトウエア技術 オペレーティングシステム、ソフトウェア、セキュリティに関する基礎知識と技術を学習します。
コンピュータシステム技術 マルチメディア技術とネットワーク技術に関する基礎的な知識を学習します。

 
◎実 習

工業技術基礎 工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験的に学習します。
情報技術実習 電気・電子・通信・制御・情報の専門分野に関する基本的な技術を体験的に学習します。
課 題 研 究 3年間で学んだことを基に、自ら興味のある研究テーマを設定して、研究・学習を深めます。


取 得 資 格

◎工業各科に共通する資格

計算技術検定・ワープロ検定

実用英語技能検定・リスニング英語検定

日本漢字能力検定 その他

 

◎情報技術科に直接関わる資格

ITパスポート試験

第二級陸上特殊無線技士(卒業時に無試験で認定されます)

基本情報技術者試験

※以下の資格・検定は、在学中に全員受験します。

計算技術検定3級・情報技術検定2級/3級

工事担任者第2種デジタル通信